2016年9月の読書メーター読んだ本の数:7冊読んだページ数:1640ページナイス数:43ナイスドラゴンクエスト30thアニバーサリー ドラゴンクエスト名言集 しんでしまうとは なにごとだ! /原著 堀井雄二 (SE-MOOK)ドラゴンクエスト30thアニバーサリー ドラゴンクエスト名言集 しんでしまうとは なにごとだ! /原著 堀井雄二 (SE-MOOK)感想文字数に限りがあり、ひらがなしか使えない…。特にファミコンの時代には、大きな制限があったからこそ生まれた名言があるように感じました。もちろん、プレイヤーを驚かせたり、楽しませようとする堀井氏のこだわりがあったからこそですが。もし、この読書メータの感想も、文字数20に制限されていたら、自分はどう書くのかな?読了日:9月24日

かぐや姫の物語 (角川文庫)かぐや姫の物語 (角川文庫)感想竹取物語といえば「子供の頃に絵本で見たかぐや姫の物語」「高校の古文の教科書に出てきて読まされた竹取の翁の物語」そんな認識しかありませんでした。改めてこの物語を読んでみて、多少の脚色は無視しても、本当の幸せとは何かを問う作品だったことに今更ながら気づかされました。高畑監督が敢えてこの物語を映画の題材として取り上げたのは、まさに日本人の誰しも知っている古典を通して、本当の幸せとは何かを現代の世に投げかけたかったのかもしれませんね。読了日:9月23日 著者:

いなくなれ、群青 (新潮文庫nex)いなくなれ、群青 (新潮文庫nex)感想この本を知ったのは、私の素材楽曲が本書のPVのBGMとして使用されたことに遡ります(河野裕『いなくなれ、群青』『その白さえ嘘だとしても』PV|新潮文庫nex)。最近、書店で本書を見かけ、表紙の絵にも惹かれたことで購入しました。最初は取っつきにくかったのですが、徐々に世界観を理解することができました。こういうのもありかなと。続編は、また書店に平積みされていたら買って読もうと思います。読了日:9月21日 著者:河野裕


ラクして成果が上がる理系的仕事術 (PHP新書)ラクして成果が上がる理系的仕事術 (PHP新書)感想理系・文系の2つに括って話を進めるのはやや違和感があるものの、知的生産性を高めることに主眼を置いて、先人の言葉を引用しつつ、少しでも読者の役に立てば…というスタンスで書かれている。資料の集めすぎの注意(これは生産でない)等、アウトプット性を高めるためのスタンスについて心に留め置きたい点が複数あった。ただ、本書が書かれたのはスマフォ・タブレットがない時代なので、少し古さも感じる。読了日:9月16日 著者:鎌田浩毅


言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)感想「残酷すぎる真実」と題して雑誌連載されたものをまとめて、タイトルが変更されたもの。世の中の”きれい事”を信じている人でなければ、そうだろうと思えることも多く、自分としてはそれほど衝撃を受ける内容ではなかった。読みながら感じたのは、証拠があると強調しつつも、本書のような人を対象とした調査研究は、相反する結果が公表されていたりする場合も多いので、鵜呑みは危険だということ。その一方で、敢えてタブー視されていること(無視されていること)を取り上げることの意味は大きいかな。読了日:9月9日 著者:橘玲


おとなの教養―私たちはどこから来て、どこへ行くのか? (NHK出版新書 431)おとなの教養―私たちはどこから来て、どこへ行くのか? (NHK出版新書 431)感想本書では「教養」を位置づけた上で、7項目に絞って説明している。意外と気にしていなかった根本的な事項をザッと知ることができ、既に知っていたことでも、目から鱗の補足説明もあった。この本は、取り上げた7項目を知った(知っていた)からどうこうという訳ではなく、さまざまな物事には見方・とらえ方によって変化することを認識してもらい、見る目を養っていくことが教養であると伝えているように感じた。読了日:9月6日 著者:池上彰


アレルギーはなぜ起こるか―ヒトを傷つける過剰な免疫反応のしくみ (ブルーバックス)アレルギーはなぜ起こるか―ヒトを傷つける過剰な免疫反応のしくみ (ブルーバックス)感想アレルギー持ちなので読んでみました。メカニズムは・・・難解でした。著者の読者に知って欲しいレベル設定が高すぎたように思います。 メカニズムの概要を知るだけであれば、ブルーバックス「新しいアトピー治療」の方が分かりやすいです。 印象に残ったのは、日本が清潔な環境になったからアレルギーが増えたと言われていますが、じゃぁ汚ければアレルギーにならないかと言われればそうでもなく、子どもの頃からアレルギーにならないようにする努力は、確率論的に無駄になりえることでした。読了日:9月4日 著者:斎藤博久

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